南沢大滝

 カテゴリー: 山の情報, 山行記録

氷の季節がすでに始まった。この2回目のアウティングに初めて南沢大滝に行ってみた。滝は八ヶ岳連峰の阿弥陀岳の麓の峡谷にある。実際は二つの滝から成っていて大滝と小滝は5分ほど離れたに位置にある。美濃戸口から行くと2つの滝まで行くのに2時間程の歩きを要する。車があって前日の夜に出発し、例えば駐車場で夜を過ごすという条件なら日帰りのアイスクライミングの旅になる。氷瀑と呼べる滝のなかではとにかく美濃戸口からいちばん近いし、そのサイズからも八ヶ岳で最も面白いものの一つだ。

電車とバスを使って到着し、パートナーの体調も今一つだったので氷瀑の下に着いたのは土曜の遅い時刻だった。クライミングを始めるには遅すぎるが、人の数も多すぎた。時間を考えて2つの滝の間にテントを張り、ここでビーコンの練習をすることにした。それもこの週末の他の目的の一つだったからだ。

その場にキャンプしていたのは我々だけではなかった。他に7つのテントがキャンプできる場所にあちこち散らばっていた。そんなわけで日曜の朝は早く起きたにもかかわらず氷瀑に行くと4番目のパーティーになっていた。たった一つ残っていたのは右側のラインだけで、これは水とも氷ともどっちつかずの柱で終わっている。そこにプロテクションをつけても無駄というもので、どうやっても取れてしまうだろう。コンディションは冴えないものだったが、この大人気の滝でトレーニングするには他に選択肢がなかった。結局のところうまく行って、リードでのぼってトップロープを設置したあと基礎を復習することができた。

Minamisawa - 1Minamisawa - 2Minamisawa Ootaki - first climber startingLinesBusy day at Minamisawa OotakiMinamisawa Ootaki viewed from the topMinamisawa KotakiMinamisawa - heading back after the snow

いい氷瀑で、シーズンの始まりのトレーニングで感覚を取り戻すには最適だ。この場所は人気があるのでその点を承知してしっかり計画の段取りをした方が良い。

山小屋

現場に泊まって週末ずっとトレーニングしたい場合、選択肢は限られてしまう。赤岳鉱泉の山小屋は遠すぎる。赤岳山荘は通年営業しているし、行者小屋は冬の間に年末年始と1~3月の間の週末だけ営業している。八ヶ岳の南のエリアにある山小屋についての情報はこの記事を参照のこと。しかし氷瀑からは両方の小屋からでもだいたい歩いて1時間ぐらいかかるし、人気のことを考慮するとそこに着くのが遅くなり過ぎるというリスクがある。2つの滝の間の地点でキャンプすることができるの。自分の考えでは2日間のクライミングに行くならこれが最良のオプションで、一日だけのクライミングならば前日の夜に美濃戸口の駐車場で寝て、朝早く発つのがよい。

地図

このコースに必要な地図は
1/25000地形図、 八ヶ岳四部、甲府9号-3、NI-54-31-9-3 (Yatsugatake-Nishibu, Kōfu 9-3, NI-54-31-9-3)

 

Elevation Profile

GPS用のGPXファイル:minamisawa-ootaki.gpx

安全

グレードはWI3までだと思う。

左側の部分が先に凍るので概してコンディションが良い。右側の部分がしっかり氷結していれば(この週末はしていなかった。感じをつかむために写真を参照のこと)4~5のパーティーでのぼることができる。左と右のラインでは木に支点がある。ことに季節の始めには捨て縄を用意していくこと。中央のラインではアイススクリューで支点をとる必要がある。それでも先週末は7本の縄をならべることに成功していた。しかし並んでのぼることは不可能だった。

脇のラインで支点が後ろ側の木の上にあるところでは70メートルのロープか60メートルのラペルの方がよい。もし中央でクライミングし、支点のトップロープのカラビナが氷瀑の終わりでちょうど終わるようならば50メートルのラペルで大丈夫だろう。

八ヶ岳と蓼科山の情報

  • 南八ヶ岳に関する情報(山小屋、地図、安全…)はこの投稿にあります、
  • 北八ヶ岳に関する情報(山小屋、アクセス、安全…)はこの投稿にあります、
  • 蓼科山に関する情報(山小屋、地図、安全…)はこの投稿にあります。
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