犬殺しの滝でアイスクライミング
今週末は菅平のスキー場近くの大谷不動の滝にクライミングを計画していたのだが、雪嵐という天気予報のためキャンセルして荒船山の麓、下仁田の方の犬殺しの滝へ一日クライミングに行った。
土曜の夜、下仁田の近くのパーキングエリアには我々と同様に翌朝早くに登りを開始できるようにとテントや車のなかで夜を過ごすクライマー達の車でいっぱいだった。そこで日曜の朝はとても早く起きることに決めた。四輪駆動でなかったので、チェーンを付けていても林道の先の駐車場まで行くことができず、道の始まりの所に車をとめて行かなければならなかった。それにもかかわらず、犬殺しの滝と子犬殺しの滝の下に着いたのは我々が一番先だった。
それで犬殺しの滝でいちばん険しく面白い最初のピッチは各自一度ずつリードで登ることにした。自分のパートナーが真っ先に右側の氷柱から突き進んだ。彼が登って支点をつけて降りて来る間、とても意外なことにそこにはまだ我々しかいなかった。昨夜駐車場で出会ったクライマーたちは皆いったいどこへ行ってしまったのかと驚きながらも、ひととき静かに我々だけで登ることが出来そうだと思った。自分が左側の柱をアタックしようとしている時に最初のクライマー達がやって来た。薄くて登れない。左側の柱は思ったより難しいことが判明した。出るときにアイスピッケルの周りで氷が全部割れたときは怖かった。クライミングに集中していたので何も気づかなかったが、パートナーが残した支点のところに来て30人ほどクライマーが来ていることに気が付いた。たった2つの滝にはえらく多人数だ!
2番目のピッチに続けて滝の上まで行った。二度の懸垂下降で下に戻って明らかな事実を受け入れざるを得なかった。つまりガイドやクラブがどんな小さな隙間にもあらゆるところにトップロープを設置していたので、これ以上続けてクライミングは不可能ということだ。主な滝の2ピッチを登ったし、第1のピッチは一人ずつ交代でリードしたから、まだ午前中は終わっていなかったが帰ることに決めた。
地図
安全
相沢の奥壁の氷瀑は50メートル弱であり、50メートルのダブルロープ2本が必要です。支点は上の木にあり、残置用のロープとカラビナー三つあります。しかし、残置用のロープを交わすために自分の残置用のロープを持っていたほうがいい(特にシーズン始め)。
今日は2月の最後の日だが、まだ状況は良かった。しかしもうそろそろ駄目になる感じでした。左側は非常に怪しかったのでトップロープで登った。
以下のリンクで荒船山の安全情報とレスキューの連絡先があります。
荒船山の情報
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