枇杷窪沢の開拓情報

 カテゴリー: 山の情報

枇杷窪沢のCoccinelle Rock(コクシネル・ロック)に1年間にかけて開拓し、またこれらの新たなルートを友人たちといっしょに楽しんだ後で、この岩場とルートについての全ての情報を発表した。この記事ではルートにどのように整備されたかの詳細を知ることができる。

ルートにきちんと安全にボルトの装備がされているかどうかをクライマーが自分で評価できるように情報を与えることを目指した。

ここに使用したすべてのギア(ボルト、グル―とチェーン)についての詳細とメーカーのサイトへのリンクを載せた。ビデオではギアすべてを紹介し、終了点とグル―インボルト(ケミカルアンカー)がどのようにつけられたかを見ることができる。

終了点

アンカーボルト:ヒルティ(Hilti) HAS-E-R ステインレスアンカーボルト M10

hilti-HAS-E-R-100

チェイン:フィクスハードウェア(Fixe Hardware)ステインレスラッペルステーション FX037

FX037-200

グルー:旭化成ARケミカルセッターMUアンカー MU10

AK-capsules-200

終了点についても同じクオリティーと安全のレベルをもった設備にするためにケミカルアンカーを使いたかった。シンプルにするためと、ギアの入手具合からクラシックなチェーンのラペル・アンカーをアンカーボルトヒルティ(Hilti)HAS-E- Rにグル―カプセルを使ってグル―インするというコンビネーションを選んだ。グル―カプセルは日本で手に入るもので、また日本の開拓のウェブサイトで推奨されていたものを使った。終了点ではカプセルの方がよい。なぜならアンカーボルトと適合していて(カプセル式のグルーはフィックス・ハードウェアのグルー・イン・ボルトとは適合性がないのに対して)はるかに使いやすく、グルーを無駄にしないで次々と終了点をセットすることができた。

整備した終了点

chain-400

ボルト

ボルト:フィクスハードウェア(Fixe Hardware)ステインレスグルーインボルト014A 10mm

FX014a

グルー:ヒルティ(Hilti) HY 200-A 330/2/EE

hilti-HIT-HY-150-a

グルーにはいくつか選択肢があった。

まず、ヒルティのグルーを使うことに決めた。このメーカーの商品は世界中で買えるので情報や必要な仕様書を容易に手に入れることができたからだ。

ペツル(Petzl)のサイト、そしてJapan Free Climbing Associationのサイトで推薦されているグルーの中のひとつがヒルティのRE500だった。しかしこのピンク色のグルーよりも目立たず、見たところも悪くないものを使用したかった。もう一つの選択肢はヒルティのHY150だったが、こちらはもう製造中止になっていて販売されておらず、HY200のAかR版に取って代わられている。ペツルのサイトではお薦めのヒルティについてアップデートされているが、Japan Free Climbing Associationのページでは変更されていない。

日本で手に入るのはHY200-AかHY200-Rの2つのタイプだった。そこでHY200-Aを選んだのは、速乾性のためだ。しかし自分の場合はこれが利点というより不都合に働いた。グルーがあまりにもはやく乾いてしまうので2つのボルトの間で長い時間日なたの暑さの中にいるとグルーはチューブの中で完全に乾いてしまうのだった。また2つのルートのボルトをたて続けにグルーする時にも最初のルートから次のルートに移るころにはグルーはチューブの中でコンクリート状に化してしまうことがあらかじめ分かっていた。こうしてかなりのグルーを無駄にしてしまった。グルーの価格からするとこれは痛手だ。しかし良い点はこのグルーがベージュ色で岩の色と調和するということだ。

整備したボルト

bolt-360
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